
ハンドクッション®
リハビリとして使用ができます。血行を良くすることで、硬直した手を解きほぐし、手の平を清潔に保ちます。
定番商品 種類
ハンドクッション®には定番商品が4種類あり、使用方法が5タイプあります。手の硬直状態によって、段階的にお選びください。
※4と5は、同じ製品の表と裏です。それぞれ使用方法が異なります
1


指が硬くなり、動かず、固く握りしめた状態の方。
2


指先と手の平の隙間が、少し開いている方。
3


指先と手の平の隙間が、拳が入るぐらい開いている方。
4 (5の反対面)


指先と手の平の隙間に拳が完全に入り、指の間に隙間がある方。
5 (4の反対面)


手はほとんど開いているが、指先が曲がって硬直している方。
使用方法
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1指が硬くなり、動かず、固く握りしめた状態の方。
- それぞれの穴に指を通します。硬直した指は非常に硬いので、初めは無理に通そうとしないで下さい。
- クッション部のみを指先と手の平の間に少しづつ押し込むようにしながら、隙間を徐々に広げて行きます。
- 指先が穴に入りそうになれば、通してご使用下さい。
- 付け外しが楽になり、指先が数センチ動くようになれば、2に移行してください。
-
2指先と手の平の隙間が、少し開いている方。
- 使用方法は、1と同じです。
- 付け外しが楽になり、指先と手の平の隙間に大人の拳が入る程度になれば、3に移行してください。
-
3指先と手の平の隙間が、大人の拳が入るぐらい開いている方。
- 指を入れた状態で、本体を下にして、膝の上やテーブルの上などに軽く押し付け、片方の手を添えて前後に転がします。
- 手の内側のツボを刺激し、徐々に手の平を広げていきます。
- 指と指の間にすでに隙間があり、広がった感じになっている方は、もう少し大きめの4から始めていただいても結構です。
-
4指先と手の平の隙間に大人の拳が完全に入り、指の間に隙間がある方。
- クッションを横にして使用します。
- 指を入れた状態で、本体を下にして、膝の上やテーブルの上などに軽く押し付け、片方の手を添えて前後に転がします。
- 手の内側のツボを刺激し、徐々に手の平を広げていきます。
-
5手はほとんど開いているが、指先が曲がって硬直している方。
- クッションを縦にして使用します。(4の反対面を使用)
- 指を入れた状態で、本体を下にして、膝の上やテーブルの上などに軽く押し付け、片方の手を添えて前後に転がします。次に左右に動かします。
- 反対側の手の指を、クッションの裏側のループに通し、クッションをもみ込むように動かします。
- 手の内側のツボを刺激し、徐々に手の平を広げていきます。
特徴・効果
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1.清潔を保ち、爪の食いこみを防止
- 硬直を解くことにより手の洗浄が容易となり、手の内側の清潔が保たれ、爪の食い込み等を防ぐ事も出来ます。
-
2.ツボを刺激し、血行を促進します
- 装着した手にもう片方の手を添え、膝の上や台の上などで転がします。
- 中にある大小の素材が手の内側にあるツボを刺激し、血行を良くします。
- また、使い続けていくことにより、硬直の予防につながります。
- 使い続けることで、次第に丸まった指先が伸び、美しく整っていきます。
-
3.手首や腕の運動にも
- 負担にならない程度の重さがあるので、手に付けたまま片方の手を添えて上下運動を行うと手首や腕の運動になります。
ハンドクッション®の実験結果
麻痺している手にハンドクッション®を装着し、健康な手をそえて膝上で5分間転がして運動した時の、手の平A点の表面温度の変化を測定しました。


写真から分かるように、ハンドクッション®使用効果として、手の平の温度が上昇することが見てとれます。
これは、簡単なマッサージ運動により血行が一時的に良くなった結果と考えられます。
ハンドクッション®は自力でマッサージ運動を行い、その形や手触りで飽きのこない習慣性が期待でき、麻痺回復の促進が期待できます。
技術協力:大阪府立産業技術総合研究所 (産技研第1~2号受託研究「介護用品繊維小物製品の性能評価に関する研究」)